「矯正装置が目立つのが気になる」「職場や学校で気付かれたくない」といった理由から、矯正治療に踏み出せずにいる方もいらっしゃるでしょう。
矯正治療というと、歯の表面に取り付けた金属のワイヤーやブラケットをイメージされる方が多く、「人に見られるのが恥ずかしい」と感じてしまう方もいらっしゃいます。
そこで注目されているのが、透明なマウスピース型の矯正装置を使って歯を少しずつ動かすマウスピース矯正治療です。
マウスピース型矯正装置を使った矯正治療にはいくつもの種類がありますが、当院では「インビザライン」を取り扱っています。
今回は、インビザライン治療の見た目の特徴について、従来のワイヤー矯正との違いや、実際にどの程度目立たないのかについて詳しくお話しします。
インビザライン治療では、マウスピース型矯正装置をお口に装着することで、歯に少しずつ力を加えます。
インビザライン治療が「目立ちにくい」のは、マウスピース型矯正装置の素材や形状に理由があります。
インビザラインのマウスピース型矯正装置は、独自に開発された特殊なプラスチックで作られています。
透明度が高く光を通すのが特徴で、白く濁って見えたり、光の反射で白く浮いて見えたりすることはほとんどないため、至近距離からも装着していることに気づかれることはほとんどありません。
写真撮影時のフラッシュや照明にも反射しにくく、違和感の少ない自然な口元が実現します。
インビザラインのマウスピース型矯正装置は、お一人おひとりの歯列に合わせて製作します。
ご自身の歯の形にぴったりフィットするため、歯とマウスピース型矯正装置の境目が目立ちにくいという特徴があります。
マウスピース型矯正装置の厚みも約0.5mm程度と非常に薄く、装着しても唇が膨らんだり、発音が不自然になったりすることはほとんどありません。
会話中であっても相手に気付かれにくく、治療前と同じようにお過ごしいただけます。
ワイヤーを使った矯正治療では、歯の表面に小さな金属の「ブラケット」を取り付けて、ブラケットの溝に「ワイヤー」を通して歯に力を加えます。
ワイヤーやブラケットは固定されていて、矯正治療期間中は常に歯の表面に取り付けられている状態です。
そのため、お口を開けたときに目立ってしまいます。
矯正装置が目立たないように、口元を手で隠したり、口を大きく開けないようにしたりすると、日常生活やお仕事に影響が出ることもあるでしょう。
特に、営業や接客の仕事をしている方にとっては、心理的なハードルとなってしまうこともあります。
「透明で目立ちにくい」インビザラインですが、使い方によっては装置が目立ってしまう場合もあります。
プラスチックは、吸水性があるため、飲食物の影響を受けて変色することがあります。
マウスピース矯正治療中は、飲食の際はマウスピース型矯正装置を取り外すのが基本です。
食事の際に外していても、食後に歯を磨かない状態でマウスピース型矯正装置を再装着すると、お口の中に残っていた色素が原因でマウスピース型矯正装置が黄ばんでしまうことがあります。
コーヒー・紅茶・ワイン・カレーなどの色の濃い飲食物を口にしたときは、特に注意が必要です。
たとえ、飲みものであっても、必ずマウスピース型矯正装置を取り外してから、口にするようにしましょう。
また、飲み終わったあとは、できるだけ早く歯を磨きましょう。
マウスピース型矯正装置を洗浄せずにくり返し使っていると、唾液や歯垢が蓄積し汚れて見えてしまうため、くもったように見えることがあります。
マウスピース型矯正装置の透明感を維持するためにも、
といったことを習慣にしましょう。
インビザライン治療では、歯を効率よく動かすために、歯の表面に「アタッチメント」と呼ばれる小さな白いプラスチック製の突起物をつけることがあります。
このアタッチメントは歯の色に近い素材で作られていますので、取り付けていても目立つことはありません。
アタッチメントは、マウスピース型矯正装置のように取り外しするものではないため、長く使っているうちに、飲食物やタバコのヤニなどによる着色が起こることがあります。
アタッチメントが変色すると、アタッチメントを付けていることに気付かれる可能性があります。
アタッチメントを目立たせないためには、
といったことを実践しましょう。
万が一変色した場合は、新しいものに交換することも可能です。
インビザライン治療は、見た目のメリットが注目されていますが、見た目以外にもメリットが多くあります。
マウスピース型矯正装置は、ご自身の手で簡単に取り外すことができます。
食事の際には、装置を取り外すため、装置に食べかすが詰まることがありません。
また、歯磨きの際も、マウスピース型矯正装置を取り外します。
普段どおりに歯を磨くことができるため、お口の中を清潔に保ちやすく、虫歯や歯ぐきの炎症のリスクを抑えることが可能です。
ワイヤー矯正治療では、金属のワイヤーが頬の内側の粘膜や舌に当たることで痛みを伴うことがあります。
矯正装置を取り付けた直後や、調整した後には、強い痛みを感じて、食事が思うように取れないという方もいらっしゃいます。
マウスピース矯正であれば、歯全体を覆うようにマウスピース型設計されているため、力が分散されて痛みも少ないという特徴があり、痛みに苦手意識をお持ちの方にもおすすめです。
マウスピース型矯正治療でも、装着してすぐのころや、新しいマウスピース型矯正装置に変えた直後も痛みを感じることがあります。
インビザラインは、数枚分のマウスピースをまとめてお渡しし、スケジュール通りに新しいマウスピース型矯正装置に交換していきます。
月に一度のペースでワイヤーを調整する必要があるワイヤー矯正治療と比べて、通院回数が少ないという特徴があり、お仕事や学校が忙しく、通院時間の確保が難しい方でも無理なく治療を続けていただくことができます。
インビザライン治療で使用する矯正装置には、金属は使われていません。
そのため、金属アレルギーを発症する心配がなく、金属アレルギーのある方でも安心して使用できます。
また、ワイヤーやブラケットが粘膜に触れることで、口の中を傷つける心配もありません。
インビザラインは、ワイヤー矯正治療の「見た目の悩み」を解消する治療方法です。
「人に知られずに歯並びをきれいにしたい」「矯正中でも自然な笑顔で過ごしたい」といったご要望がある方は、インビザラインは満足度の高い選択肢といえるでしょう。
西宮市の「ケイ歯科クリニック」では、患者様一人ひとりの歯並びやライフスタイルに合わせたオーダーメイドのインビザライン治療を行っています。
「矯正したいけれど目立つのがイヤ」「インビザラインが自分に合うか知りたい」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。
※矯正治療は自由診療です。
※マウスピース型矯正装置(インビザライン)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。