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ご家族や友人から、歯ぎしりを指摘されたことはありませんか?

歯ぎしりは就寝中など、無意識のうちに行っていることが多いため、ご自身では気付いていないというケースも少なくありません。

また、クセのようなものだからと、そのままにしている方もいらっしゃるでしょう。

けれども、歯ぎしりは歯や歯ぐき、顎の骨に負担をかけます。

インプラントを入れている方は、インプラントにも大きな負担となり、トラブルの原因となる恐れがあるのです。

ここでは、インプラントと歯ぎしりの関係についてお話しします。

歯ぎしりはインプラントに影響を及ぼすため対策が必要です

インプラントは天然の歯よりも、歯ぎしりの影響を受けやすいとされています。

その理由は「歯根膜(しこんまく)」にあります。

歯根膜というのは、歯根と骨の間に存在している薄い膜です。

歯根膜には、

といった役割があります。

私たちは毎日「噛むこと」をくり返しています。

噛むたびに歯に大きな力がかかりますが、歯根膜の働きで力が分散されて、歯ぐきや骨への負担が軽減されているのです。

歯根膜は歯と同時に失われます。

インプラント治療で、抜けた歯を補うことはできますが、歯根膜を取り戻すことはできません。

インプラント治療をした部分には歯根膜がないため、噛むときの力がダイレクトに顎の骨に伝わります。

歯ぎしりや食いしばりとなると、さらに強い力がかかることになり、結果的に大きな負担となり、さまざまなトラブルの原因となる可能性があります。

歯ぎしりが原因で起こる可能性があるインプラントトラブル

歯ぎしりをそのままにしていると、インプラントやインプラントの周囲に次のようなトラブルが起こる可能性があります。

インプラントの動揺

歯ぎしりをすることで、インプラントが揺さぶられて、被せ物と土台(アバットメント)の連結部分がゆるんでしまうことがあります。

アバットメントはインプラント体と被せ物をつなぐ重要な部分です。

ネジのような構造をしているため、歯ぎしりの横に揺さぶる力で少しずつゆるむ可能性があります。

アバットメントと被せ物の結合部分がゆるむと、被せ物が不安定な状態になる恐れがあります。

被せ物の破損

インプラント治療では、顎の骨に埋め込んだインプラント体の上部に土台(アバットメント)を取り付けて、その上に被せ物を装着します。

被せ物の素材に使用されるセラミックは耐久性が高い素材ですが、強い力がかかると破損する恐れがあります。

歯ぎしりをすると、体重の倍以上の強い力がかかるとされていますので、日常的に歯ぎしりをしていると被せ物がすり減ったり割れたりする可能性が高くなるのです。

インプラント周囲炎の発症

インプラント周囲炎とは、インプラントの周囲に汚れが溜まることで、歯周組織が炎症を起こす病気です。

悪化すると、炎症が広がり顎の骨が溶かされて、インプラント体を支えられなくなります。

歯ぎしりをくり返し行っていると、ダメージが歯ぐきや骨に蓄積されて、炎症が起きやすい状態となります。

また、歯ぎしりによって歯が揺さぶられることで歯ぐきが下がり、細菌が侵入しやすくなるという点も、インプラント周囲炎が起こりやすくなる原因です。

骨吸収

歯ぎしりによる強い力がインプラント周囲の骨にかかることで、骨吸収が進行する恐れがあります。

インプラント体は顎の骨に埋め込まれているため、骨がやせ細ってしまうとインプラントが不安定な状態になり、グラグラするようになります。

骨吸収がさらに進むと、インプラントが脱落することにもなりかねません。

歯ぎしりをしていないかセルフチェックしてみましょう

歯ぎしりは無意識のうちに行っていることが多いため、家族や友人から指摘されて驚いたという方も少なくありません。

歯ぎしりはインプラントだけでなく、天然の歯にも悪い影響をおよぼします。

早めに適切な対処をした方がよいため、歯ぎしりをしていないかセルフチェックしてみましょう。

といった症状がある方は、歯ぎしりをしている可能性が高いといえるので、できるだけ早く歯科を受診しましょう。

インプラントトラブルを起こさないために歯ぎしりへの対処法

歯ぎしりの原因は、かみ合わせのズレ、精神的・肉体的な疲労、睡眠障害などさまざまです。

原因に応じた治療で症状を改善させることが大切ですが、まずは歯ぎしりの症状を緩和するために、次の方法をご提案します。

マウスピースを装着する

マウスピースを装着することで、歯を物理的にカバーして、歯と歯が接触するのを防ぎ、歯がすり減るのを保護します。

また、マウスピースを装着することで、かみ合わせの高さを調整することができます。

かみ合う力を弱めたり分散させたりすることで、歯や歯ぐき、顎関節にかかる負担を軽減することができるのです。

かみ合わせの調整

かみ合わせのズレは、歯ぎしりの原因となります。

かみ合わせを改善するためには、詰め物や被せ物の高さを調整する必要があります。

生活習慣の改善

歯ぎしりや食いしばりは、心身の疲労が原因で起こることがあります。

日々の生活習慣で、次のことを心がけることが大切です。

規則正しい生活リズムを維持しながら、バランスの取れた食生活を心がけましょう。

定期的なメンテナンス

インプラント治療後は、定期的なメンテナンスが必要です。

メンテナンスでは、

を確認します。

歯ぎしりや食いしばりがある場合は、適切な対処法をご提案します。

かみ合わせの状態やインプラントのゆるみなどは、ご自身では気付きにくいものですが、プロの目でチェックすることで、早期発見・早期治療が可能です。

歯ぎしりが気になる方は「ケイ歯科クリニック」にご相談ください

歯ぎしりはそのままにしていると、歯や歯ぐき、顎関節に負担をかける恐れがあります。

歯ぎしりによる衝撃で歯が破折するだけでなく、歯ぎしりによって歯周病の進行スピードが速くなり、その結果、歯を失ってしまうこともあります。

インプラントにとっても、歯ぎしりには注意が必要です。

インプラント手術直後は、インプラント体と骨がしっかりと結合していない状態です。

その状態で歯ぎしりをすると、インプラント体と骨との結合に影響をおよぼすことになるでしょう。

インプラントを長く安定してお使いいただくためには、歯ぎしりなど負荷のかかることは避ける必要があります。

インプラント治療を検討中で歯ぎしりをしている方は、できるだけ早く歯ぎしりを改善することが大切です。

当院では、お一人お一人のお話を丁寧におうかがいし、適切な治療法をご提案しますので、歯ぎしりを指摘された方、気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

西宮市のケイ歯科クリニックへは、阪急今津線「甲東園」駅をご利用ください。

また、中津浜線沿いにあり、専用駐車場も完備していますので、お車での通院も便利です。


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