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「入れ歯は一度作ったらずっと使えるもの」とお考えではありませんか?

じつは、入れ歯は一生使えるというわけではなく、年齢や生活習慣の影響で変化していくお口の状態に応じて作り直す必要があります。

なぜなら、合わない入れ歯を無理に使い続けると、さまざまなトラブルにつながるからです。

ここでは、入れ歯を作り替えるべき理由やタイミング、そして快適に使い続けるためのポイントについてお話しします。

入れ歯には寿命がある

入れ歯はプラスチックや金属などの素材でできていますが、長期間使い続けるうちに、入れ歯そのものが劣化することがあります。

素材の摩耗や変形

毎日の咀嚼(そしゃく)の力で、入れ歯の噛む面がすり減ります。

また、土台となる部分も形が変わります。

色やにおいの変化

長年使用しているうちに、入れ歯の表面に汚れが付着して、変色したりにおいがついたりします。

顎の骨や歯ぐきの変化

また、入れ歯そのものの変化に加えて、顎の骨や歯ぐきの状態も変化します。

特に、顎の骨は少しずつ吸収されてやせていくため、入れ歯のフィット感が低下していくのです。

このように長く入れ歯を使っていると、「入れ歯が合わない」と感じるようになります。

合わない入れ歯を使っていると、

など、日常生活や健康にも影響が出てしまいます。

入れ歯はどのタイミングで作り替えればいい?

入れ歯の寿命は、入れ歯の素材やお口の状態、お手入れの状態によって異なります。

入れ歯を製作した後は、入れ歯の状態を確認するために、定期検診を欠かさないようにしましょう。

次のような症状がある場合は、入れ歯を調整するか作り直す必要があります。

噛むと痛みがある

入れ歯が歯ぐきや粘膜に当たることで、痛みが生じたり、口内炎を引き起こしたりします。

外れやすくなった

以前よりも外れやすくなったときは、顎の骨の変化や入れ歯の摩耗で、入れ歯がしっかりと固定できなくなっている可能性があります。

食べ物がうまく噛めない

入れ歯が合っていないと噛む力が低下します。

噛む力が弱くなると、食べものを噛み砕かずに飲み込むことになり、胃腸への負担が増加します。

また、食べられないものが増えると、食事の楽しみが減ってしまうことになりかねません。

発音がしにくい

舌や口の中に、不必要なすき間ができたり、過度に圧迫されたりする部分があると、発音が不明瞭になることがあります。

話しにくいだけでなく、相手に聞き取ってもらえないと、会話そのものが億劫になり、社会生活に影響を及ぼすことになります。

見た目に違和感がある

歯の並びや歯ぐきの高さが変化すると、見た目にも影響が出ます。

鏡を見たときに、違和感があれば、入れ歯が合っていない可能性があります。

入れ歯製作後は定期的なチェックが必要

入れ歯を作った後は、定期的にチェックを受けることで、さまざまなトラブルを未然に防ぐことができます。

定期検診では、

を行います。

定期的にチェックを受けて、必要に応じて調整することで、長く快適にお使いいただけます。

入れ歯が合わなくなった場合、必ずしも新しい入れ歯を作る必要はありません。

まずは、調整を行って、問題なく使えるか様子を見ます。

調整を何度かくり返すうちに、作り替えが必要になることがあります。

作り直しとなると、製作のための時間が必要ですので、気になる症状がある場合は、お早めにご相談ください。

保険診療と自由診療の入れ歯の違い

入れ歯には、いくつかの種類がありますが、

に分けられます。

保険診療の入れ歯の特徴

保険診療の入れ歯は、使用できる素材があらかじめ決められていて、一般的に、歯ぐきに接する「床(しょう)」の部分は、歯科用プラスチックで製作されます。

プラスチックはやわらかく、安価で製作できる一方で、摩耗や変形が早いため、寿命は短くなる傾向にあります。

自由診療の入れ歯の特徴

自由診療の入れ歯では、素材や製作工程に限りがなく、ご自由に選択することができます。

金属床義歯

床の部分を金属にした場合、プラスチックよりも強度が高いため、薄く作ることが可能です。

丈夫な素材を使用しているため、一般的に保険診療の入れ歯よりは長くお使いいただけます。

ノンクラスプデンチャー

名前の通り、クラスプを使わない入れ歯です。

保険診療の部分入れ歯では、隣の歯や歯ぐきに金属の留め具をかけて入れ歯を固定します。

金属の留め具は、お口の中で目立ちやすく、見た目のお悩みにつながることがあります。

一方、ノンクラスプデンチャーは、バネをかけるのではなく、歯ぐきを覆うように装着するため、目立ちにくいのが特徴です。

特殊な素材を使用しているため、大きく曲げても割れることがなく、しっかりとフィットします。

ただし、素材の特性上、破損した場合に、修理することが困難です。

また、素材の特性から、ほかの入れ歯に比べて寿命が短い傾向があり、数年で作り直しが必要になることがあります。

入れ歯を長持ちさせるポイント

どのような入れ歯にも寿命はありますが、できるだけ長く使いたいですよね。

そのためには、次のことに気を付けましょう。

毎日欠かさずに丁寧に汚れを落とす

入れ歯は、患者様ご自身で着脱が可能です。

食事の後はご自身で取り外して、食べかすや汚れを取り除きましょう。

就寝時は特に丁寧にケアを行う

就寝前には必ず入れ歯を外し、専用ブラシで細かな部分まで磨き、義歯洗浄剤につけておきましょう。

また、入れ歯を外して眠ることで、歯ぐきや粘膜を休められ、血行も改善します。

定期検診を受ける

歯科で定期的に、入れ歯のチェックを受けましょう。

入れ歯の摩耗や変形がないかを調べるだけでなく、かみ合わせについてもチェックします。

かみ合わせにズレがあると、特定の部分に過度な力がかかり、残っている歯や歯ぐきに負担をかけることになります。

入れ歯を作りかえることのメリット

お口に合った入れ歯を使うことには、次のようなメリットがあります。

定期的な調整や作り替えで、入れ歯をしっかりと噛める状態に戻すことは、全身の健康維持にも効果的です。

実際に、大阪府の調査によって、状態の悪い入れ歯を使用している方や入れ歯を使用していない方は、しっかりと噛める入れ歯を使っている方よりも、同じ期間内に死亡リスクが高い傾向が報告されています。

参考:国立大学法人大阪大学歯学部・大学院歯学研究科 「良い入れ歯使用者は死亡リスクが低い」より
https://www.dent.osaka-u.ac.jp/20241225/13096

入れ歯の作り替えには費用もかかりますが、健康な状態を維持するためにも、お口に合うものを使用しましょう。

入れ歯製作は「ケイ歯科クリニック」にご相談ください

入れ歯は一生使うものではなく、定期的な調整や作り替えが必要です。

といった症状があるときは我慢せず、早めに歯科医院で相談しましょう。

当院では、患者様お一人おひとりごとに、残っている歯や、お口の中を健康に保ちつつ、機能性にすぐれた入れ歯をご提案しています。

調整にも力をいれて、快適に噛めるようにサポートする体制を整えていますので、どのようなことでもご相談ください。

西宮市の「ケイ歯科クリニック」は、阪急今津線「甲東園」駅から徒歩でお越しいただけます。

お車でご来院の方用の、専用駐車場も完備しています。

山下 圭一郎

■この記事の監修者

山下 圭一郎
経歴
  • 平成3年3月 神戸市立鈴蘭台小学校卒業
  • 平成6年3月 学校法人 三木学園 高砂白陵中学校卒業
  • 平成9年3月 学校法人 三木学園 高砂白陵高等学校卒業
  • 平成16年3月 国立広島大学歯学部歯学科卒業
  • 平成16年3月 神戸市兵庫区 松田歯科医院勤務
  • 平成20年10月 松田歯科医院にて医局長就任、その後に神戸インプラントセンター副医院長に就任
  • 平成22年12月 西宮市段上町にて『ケイ歯科クリニック』開業
歯科ライセンス一覧
  • アライン・テクノロジー認定インビザプラチナドクター
  • SJCDレギュラーコース
  • 咬合療法コース
  • デーモン矯正システムコース
  • K1システム矯正用インプラントコース
  • 日本臨床歯科補綴研修会総義歯ライブコース
  • ストローマン インプラントサイナスリフトセミナー
  • ノーベルバイオケア トータルソリューションコース
  • カルシテック インプラントセミナー
  • 咬合育成セミナー
  • BPS(生体機能的補綴システム)デンチャー患者導入コース
  • 高齢者補綴治療セミナー
  • 米国インプラント学会 イン ラスベガス
  • KMDR
  • JALキャビンアテンダントマナーアップセミナー
  • 日本国際歯科学会
  • 大阪SJCD会員
  • 日本口腔インプラント学会員

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