「マウスピース型矯正治療を始めたけれど、装着時間が確保できない」「日中、マウスピース型矯正装置を着け外しする時間がない」といったように、マウスピース型矯正装置の管理が難しく、途中で治療をやめてしまったり、1日の装着時間が短くなったりする方がいらっしゃいます。
インビザライン治療は、マウスピース型矯正装置を毎日お口に装着することで、少しずつ歯を動かす治療です。
「少しくらいなら治療に差が出ないだろう」とお考えの方もいらっしゃいますが、自己判断は危険です。
ここでは、マウスピース型矯正装置の装着を中断してしまったらどうなるかについてお話しします。
インビザライン治療は、治療前に治療後の歯並びをシミュレーションし、治療のゴールに向かって段階的に歯を動かせるように、マウスピース型矯正装置を設計します。
そのため、途中でやめてしまうと、歯並びに影響がでて、次のような状態になる恐れがあります。
目立ちやすい前歯が整ってきたからといって、治療をやめてしまうと、前歯は揃ってはいるけれど奥歯は揃っていないといった状態になることがあります。
また、一見歯並びが整ったように感じても、一部の歯が斜めの状態になっていることもあります。
歯並びが中途半端な状態で、治療を中断すると、不自然な見た目になるだけでなく、かみ合わせが整わず顎や筋肉に負担がかかってしまう恐れがあるのです。
矯正治療では、歯を動かすために、継続的に力をかける必要があります。
歯は動いた直後は、まだ不安定な状態で、そのままの状態にしていると元の位置に戻ろうとします。
「歯が動いたからもう大丈夫」といったようにご自身で判断し、マウスピース型矯正装置の装着をやめてしまうと、少しずつ歯は治療前の状態に戻り、見た目もかみ合わせも合わない状態となるのです。
インビザライン治療を中断し、歯が少し戻ってしまったため、もう一度再開しようと思ったときに、以前のマウスピース型矯正装置をそのまま使用できないことがあります。
歯の状態によっては、治療計画から再びやり直すこととなり、そのための追加費用が必要になることがあります。
治療がやり直しとなると、治療にかかる期間も長くなることになりかねません。
インビザライン治療は、
などの特徴から、注目を集めている矯正治療です。
手軽に始められるといったメリットはありますが、成功させるためには、次のことを守っていただくことが大切です。
インビザライン治療を行う上で大切なことは、マウスピース型矯正装置の装着時間を守ることです。
インビザライン治療の場合は、1日20時間以上の装着が基本とされています。
食後に外したままの状態になっていると、装着時間が足りず、治療が予定通りに進まない可能性があります。
「少しだけなら」「今日だけ」というのがくり返されると、治療結果に影響が出ることになりかねませんので、気を付けましょう。
インビザライン治療では、複数のマウスピース型矯正装置を段階的に交換していきます。
交換のタイミングはあらかじめ決まっていて、遅すぎても早すぎても治療結果に影響を与えます。
交換のタイミングを忘れないように、しっかりと管理することが大切です。
インビザライン治療中は、定期的に検診に行く必要があります。
定期検診では、
などを歯科医師が確認します。
歯の動きに遅れがある場合は、マウスピース型矯正装置の交換スケジュールを見直すなど、治療計画の調整が必要です。
歯の動きについては、ご自身での判断は難しいため、しっかりとプロの目でチェックすることが大切なのです。
マウスピース型矯正装置は歯にぴったりとフィットするように、設計・製作されています。
そのため、食べかすや汚れが残っている状態で装着すると、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
食後は、丁寧に歯を磨き、マウスピース型矯正装置の洗浄を行ってから、お口に装着するようにしましょう。
インビザライン治療では、歯の動きを調整するために、歯の表面に小さな突起(アタッチメント)を付けたり、ゴムをかけたりすることがあります。
アタッチメントは歯の表面に取り付けるもので、マウスピース型矯正装置のように患者様ご自身で取り外すことはありません。
アタッチメントがあることで、歯磨きがしにくいと感じることもありますが、計画を予定通り進めるためには重要なものですので、万が一外れた場合は、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。
また、ゴムをかけることで、マウスピース型矯正装置だけではかけられない矯正力をかけることができます。
少し手間のように感じても、歯並びを整えるために必要なステップですので、決められた期間は適切な場所にゴムかけをしましょう。
インビザライン治療は、治療中の見た目が自然で、治療前と変わらない日常生活を送りやすいといった点で人気があります。
治療中のストレスは少ないものの、患者様の自己管理によって、治療結果に差が出る可能性があります。
マウスピース型矯正装置では、歯に継続して力をかけて少しずつ歯を動かすため、治療中の変化がわかりにくく、モチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。
けれども、途中でやめてしまうと、これまでの治療がすべて無駄になってしまう可能性もあります。
インビザライン治療では、治療前にシミュレーションを行い、治療後の歯並びのイメージをお見せします。
治療後の歯並びを事前に確認することで、前向きに治療に取り組んでいただける方がほとんどです。
どうしても中断せざるをえない場合は、まずは歯科医師に相談しましょう。
治療の進み具合によっては、リテーナーとよばれる保定装置をつけて、現状維持できるケースもあります。
当院の院長は、インビザラインのプラチナドクターの資格を有しています。
症例数500以上という実績を積んだ歯科医師に与えられる称号で、インビザラインが普及してきた日本においても認定されている歯科医師は非常に少ないのが現状です。
お一人お一人のお話をおうかがいし、ライフスタイルに合わせて無理なく治療を行うことができるようにしっかりとサポートしますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
西宮市の「ケイ歯科クリニック」は、阪急電車今津線「甲東園」駅から徒歩7分です。
中津浜線沿いにあり、お車でのお越しも便利です。
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