西宮市 歯科 歯医者ケイ歯科クリニック｜甲東園駅からすぐの歯科医院
「インプラント治療の手術って痛そう……」「手術の後もずっと痛いの？」と、インプラント治療を検討している方が気になるのが「痛み」に関することでしょう。
実際に、インプラント治療を行った方への意識調査では、「インプラント治療を選択するときに一番迷われた点は何ですか？」という質問に対し、「手術が痛くないか」と答えた方は全体の24％と、「治療費」に関する悩みに続き、2番目に多いことがわかります。
外科手術と聞くと、痛みを心配されるのは当然ですよね。
けれども、インプラント治療の場合は、麻酔をかけて行うため、痛みを感じることはほとんどなく、あっという間に終わったという方がほとんどです。
今回は、インプラント治療後の痛みについて、どのくらいの期間続くのかについて、お話しします。
参考：J-STAGE 日本口腔インプラント学会誌/19巻 (2006) 4号「インプラント治療に対する患者の意識調査」より
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsoi/19/4/19_478/_pdf/-char/ja
インプラント治療では、外科手術によって、歯ぐきを開いて、顎の骨に人工歯根（インプラント体）を埋め込みます。
個人差はあるものの、歯ぐきを開くことで、手術直後に痛みや腫れがでることは避けられません。
ただし、歯科用インプラントの手術では、身体への負担をできるだけ抑えられるようにさまざまな工夫を行っています。
先ほどと同じ意識調査では、「手術中に感じたことは何ですか？」という質問には、「痛かった」と答えた方はわずか5％で、「時間が長かった」は8％、「息苦しかった」は2％と割合的には少なく、「思ったより楽だった」と答えた方が42％でした。
治療中は麻酔が効いているため、痛みを感じることはほとんどありません。
ただし、麻酔が切れたあとは、痛みが出る可能性があります。
痛みの程度には個人差がありますが、 痛み止めを飲めばコントロールできる範囲で、強い痛みがいつまでも続くといったようなことはないでしょう。
痛みがどれくらい続くかも、お一人お一人で異なるものです。
一般的に、手術が終わって、麻酔が切れると鈍い痛みや違和感を感じることがあります。
また、傷口から出血があったり、少し腫れたりすることもあります。
ただし、基本的には、痛み止め（鎮痛剤）を服用すればコントロールできる程度です。
また、痛みや腫れのピークは、手術後2〜3日とされています。
この時期に、痛みや違和感がある場合は、冷やすことで症状を和らげられる可能性があります。
ほとんどの方は、術後1週間ほどで、痛みや腫れがおさまり、日常生活に戻っていただくことが可能です。
インプラント手術後の痛みや腫れをできるだけ抑えるために、次のことを心がけましょう。
インプラント治療後は、安静に過ごすのが基本です。
といった血行がよくなるような行動は避けて、ゆっくりと過ごしましょう。
インプラント手術の際に、痛み止めを処方されたら、用法・用量にしたがって、服用しましょう。
痛みがピークになってから痛み止めを飲んでも、効果を感じにくいことがあるため、痛みが強くなる前に飲むのがおすすめです。
痛みが強い場合は、冷やすことで抑えられる可能性があります。
ただし、冷やしすぎると血流が悪くなってしまうので、氷や保冷剤を直接当てるのはやめましょう。
濡れたタオルを使って、少し冷やすくらいにとどめることが大切です。
インプラント手術後しばらくは、刺激の強い食べものは控えましょう。
あまり噛まなくてもいいようなやわらかいものを選び、治療した部分を反対方向を使って噛むことで、傷口への負担を抑えることができます。
傷口が気になって、舌や指で触ったり、ブクブクと強いうがいをしたりすると、傷口の回復が遅れて、痛みが強くなることがあります。
血のにおいが気になるときは、少量の水を口に含んで、やさしいうがいを心がけましょう。
次のようなときは、お一人で悩まずに、歯科医院に連絡しましょう。
このような症状がでる場合は、患部で炎症が起きている可能性があります。
そのままにしていると、インプラントが定着しない恐れがあるため、できるだけ早く歯科に相談することが大切です。
インプラント手術に対する「不安」「恐怖心」がある場合は、ガマンせずにご相談ください。
当院では、インプラント治療において「静脈鎮静法」を導入しています。
全身麻酔と異なり、術中は意識がありますが、恐怖心や痛みをほとんど感じなくなるため、
といった方には、「静脈鎮静法」をご提案します。
特に、インプラント手術においては、不安や恐怖心が強い状態で手術を行うと血圧や脈拍が不安定になる恐れがありますが、「静脈鎮静法」を行うことでリラックスして治療を受けていただくことが可能です。
また、「静脈鎮静法」を行うことで、健忘（けんぼう）効果があるため、実際よりも処置時間が短く感じられます。
インプラント治療を行うことで、天然の歯のような噛み心地を取り戻すことができます。
入れ歯では思うように噛めなかったという方も、インプラント治療後には、歯を失う前と同じような間隔で食事を楽しんでいただけるようになります。
また、どこを治療したかわからないほど自然に仕上がるのも、インプラント治療のメリットの一つです。
ただし、インプラント治療は、ほかの歯科治療とは異なり、外科手術が必要となるため、治療を行う前に不安を感じる方は少なくないでしょう。
けれども、歯科医院で丁寧にわかりやすく説明を受けることで、不安点や疑問点が解消されることがあります。
当院では、インプラント治療をご希望される方には、インプラント治療の概要や利点・リスク、ほかの治療方法についても詳しくご説明いたしますので、どのようなことでもご質問ください。
その上で、治療を希望される方には、歯科用CTスキャンを活用し、顎の骨の密度や歯周病の状態、かみ合わせなどに関する精密検査を行い、お一人お一人に合った治療計画を立案します。
治療期間や治療費用についても具体的にお伝えし、治療計画にご同意いただいてから治療を始めます。
当院では、これまで多くのインプラント治療を行ってきました。
専門的な知識とこれまでの経験にもとづき、治療前だけでなく、治療後もお一人お一人に合ったサポートを行ってまいります。
「静脈鎮静法」も導入していますので、インプラント手術に対する不安感が強い方は、遠慮なくご相談ください。
西宮市の「ケイ歯科クリニック」は、阪急電車今津線「甲東園」駅から徒歩7分です。
お車でご来院の方は、クリニック前に専用の駐車場をご用意しています。
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