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毎日、お子様の仕上げ磨きをしているのに虫歯ができて驚いたという経験はありませんか?

令和4年(2022年)の「歯科疾患実態調査」によると、子どもの虫歯は年々減少傾向にあるものの、5〜11歳のお子様の15〜35%に虫歯があることがわかっています。

参考:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査 結果の概要」p4より

https://www.mhlw.go.jp/content/10804000/001112405.pdf

子どもの歯は大人の歯と比べて、虫歯になりやすいという特徴があります。

ここでは、子どもの虫歯の特徴についてお話ししますので、参考にしてください。

子どもの歯が虫歯になりやすい4つの理由

子どもの歯が虫歯になりやすいのには、次のような理由があります。

エナメル質が少ない

乳歯は、永久歯とくらべてエナメル質や象牙質が薄いという特徴があります。

エナメル質は歯の一番外側にあり、歯を保護する役割を担っています。

象牙質はエナメル質のすぐ下にある組織で、歯の主成分の一つで歯の本体を作っている部分です。

歯の神経である歯髄を取り囲むように存在していて、外部の刺激や細菌から歯髄を守っています。

子どもの場合は、エナメル質も象牙質も大人の半分ほどの厚みしかないため、虫歯が進行すると、あっという間に神経に達するのです。

さらに、乳歯は石灰化が進んでおらず、歯質はやわらかい状態です。

そのため、外部からの刺激に弱く、虫歯菌が出す酸に溶けやすいことから、虫歯になりやすいとされています。

磨き残しが多い

十分に歯を磨けていないと、磨き残しが生じます。

磨き残しをエサに虫歯菌が増殖して、虫歯になるリスクは高くなるのです。

子どものお口の中は、乳歯が生えそろうと次は永久歯へと生え変わります。

永久歯が生えそろうまでは、抜けている部分が次々に変わっていくため、そのときそのときに応じた歯磨きを身に着けて実践することが大切です。

そうはいっても、小さいお子様の場合、指の力も弱く、手先も不器用な状態ですので、お一人でうまく磨くことは難しいでしょう。

そこで、重要なのが保護者の方の仕上げ磨きです。

仕上げ磨きは永久歯に生え変わるまで続けるのが理想です。

年齢やお口の成長に応じた仕上げ磨きで、磨き残しのない健康なお口をめざしましょう。

食事やおやつの回数が多い

小さいお子様の場合は、一度にまとめて食べることができず、食事が長時間になったり、複数回に分けたりすることもあるでしょう。

けれども、お口の中に食べものがある状態が長く続くと、虫歯になるリスクは高まります。

食べものが入ると、口の中は酸性に傾きます。

酸性の状態が続くと、エナメル質からカルシウムなどのミネラルが溶けだす「脱灰(だっかい)」が始まります。

脱灰が進むと、歯に穴があいて虫歯になるのです。

食事が終わると、唾液のはたらきで、脱灰によって溶け出したカルシウムやリン酸が歯に取り込まれる「再石灰化」が起こります。

「脱灰」と「再石灰化」のバランスが保たれていれば、虫歯になることはありません。

けれども、食事の時間が長くなったり、頻繁に食べたりすると「脱灰」の時間が長くなり、虫歯になってしまうのです。

お子様にとって、おやつは3回の食事では足りない栄養素を補うという意味でも大切な習慣です。

おやつを食べてはいけないのではなく、

・回数を決める

・時間を決める

ことを心がけましょう。

また、飴やガム、キャラメルのように、砂糖をたくさん使っている上に、お口の中に長くとどまるお菓子は避けたほうがいいでしょう。

季節の果物やさつまいもなど、自然の甘みを感じられて噛み応えのあるものを選ぶのがおすすめです。

子どもの歯が虫歯になりやすい部分と注意点

子どものお口の中には、虫歯になりやすい部分があります。

ずっと同じ部分が虫歯になりやすいわけではなく、年齢や成長とともに変わっていきますので、順番にみていきましょう。

1~2歳が虫歯になりやすい部分

1~2歳は、卒乳して、哺乳瓶からコップへと移行するお子様が多い時期です。

哺乳瓶では少しずつしか飲めないため、飲むのに時間がかかります。

甘いジュースやミルクを飲ませていると、歯に糖分が長時間触れていることになるため、虫歯になるリスクが高まります。

特に、哺乳瓶の先が当たる上の前歯の裏に虫歯ができやすくなります。

また、手を上手に使えるようになることで、ご自身の手で食べものを口まで運び、前歯で噛み切るようになる時期です。

そのため、前歯の裏側に食べカスが溜まりやすくなります。

仕上げ磨きの際は、前歯の裏を重点的に磨いてあげてください。

2~3歳が虫歯になりやすい部分

2~3歳は、奥歯を使って噛むようになる時期です。

そのため、食べカスが奥歯の溝に溜まりやすくなり、奥歯の噛む面の虫歯が増えます。

特に、上の奥歯には注意が必要です。

下の奥歯と違って見えにくいため、磨き残しが多くなる傾向にあります。

4~5歳が虫歯になりやすい部分

4~5歳は、歯と歯の間に虫歯が増加しやすい時期です。

奥歯が生え始めることで、隙間がつまるようになり、歯と歯の間に汚れが溜まります。

歯と歯の間の虫歯は見えにくく、見逃してしまいがちです。

歯と歯の間の汚れは、歯ブラシだけでは取り除くことが難しいため、デンタルフロスを活用しましょう。

お子様の歯に合う形状のデンタルフロスを使って、丁寧に汚れを取り除くことが大切です。

6~9歳が虫歯になりやすい部分

はじめての永久歯「6歳臼歯(第一大臼歯)」が生えてくる時期です。

生えたての永久歯の溝は深く、汚れが溜まりやすいという特徴があり、6歳臼歯の噛む面の虫歯が多くなります。

6歳臼歯はゆっくりと生えてくるので、生え終わるまでに時間がかかり、隣の歯と段差がある状態が長く続きます。

段差があることで歯ブラシが届きにくく、磨き残しが多くなり、虫歯になるリスクが高まるのです。

生えたての永久歯を磨くときは、ヘッドが小さくて鉛筆のように毛束の先端が尖っている「ワンタフトブラシ」を使うのがおすすめです。

歯科医院では、奥歯の溝をプラスチック樹脂で埋める「シーラント」処置を行っています。

溝がなくなることで、汚れも溜まりにくくなり、仕上げ磨きも簡単になります。

9~12歳が虫歯になりやすい部分

6歳臼歯とその前の歯との間の虫歯が増える時期です。

この時期になると、仕上げ磨きを嫌がるお子様も増えるでしょう。

無理に仕上げ磨きをするのではなく、一緒に歯を磨きながら磨き方を確認するなど、奥までしっかりと磨くようにサポートしてください。

ご家族の皆様で虫歯予防に取り組みましょう

お子様は、虫歯の原因となる虫歯菌を持たずに生まれてきます。

成長の過程で、周りの大人から唾液を介して虫歯菌がお口に入るのです。

そのため、周りにいる大人が日ごろからしっかりとお口のケアを行い、お口の中の虫歯菌を減らしておくことが大切です。

小さなころの歯を大切にする習慣が、健康な永久歯をつくります。

ご家族の皆様で、「食べたら磨く」を心がけて、虫歯のない健康なお口をキープしましょう。

西宮市のケイ歯科クリニックでは、お子様の年齢や成長に合わせたケアをご提案します。

当院では、お子様の虫歯予防対策として、

・フッ素塗布

・シーラント

・歯磨き指導

を行っています。

嫌がるお子様に無理強いすることなく、お一人お一人のペースに合わせて段階的に治療や予防処置を進めていきますので、お気軽にご来院ください。

当院は、阪急今津線「甲東園」から近く、西宮市だけでなく宝塚市からも通いやすい歯医者です。

中津浜線沿いにあり、駐車場もご用意していますので、お車の方もお気軽にご来院いただけます。


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