皆さまこんにちは。甲東園駅より徒歩7分、西宮市の歯医者「ケイ歯科クリニック」です。
ホワイトニングは加齢や飲食で付着した黄ばみを取り除き、自然な歯の白さを取り戻す治療です。歯を削らずに、明るい口元づくりができる治療として人気を集めています。
ホワイトニングは「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」の2種類があり、それぞれ特徴が異なるため、ライフスタイルに合った方法を選択すると良いでしょう。効果を実感できる期間や方法の違いをしっかり確認しておくと安心です。
今回はホワイトニングの効果について詳しく解説します。歯の白さを長持ちさせるコツもお伝えしますので、ホワイトニングをご検討中の方は参考になさってください。
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングでは、効果を実感できるタイミングが異なります。以下にてそれぞれのタイミングを解説します。
オフィスホワイトニング効果がわかるタイミング
歯科医院で受ける「オフィスホワイトニング」は、1回の施術で効果を実感しやすいのが特徴です。
歯科医院専用の高濃度の薬剤を歯の表面に塗布し、特殊なライトで薬剤を活性化させて歯の黄ばみを分解します。
即効性が高く効果を実感しやすいため、結婚式や面接などを控えている方など、お急ぎの方におすすめです。
ただし、オフィスホワイトニングはホームホワイトニングと比較して後戻りが早い傾向があります。ホームホワイトニングと併用することで効果的に歯を白くすることができます。
ホームホワイトニングは、自宅で行うセルフタイプのホワイトニングです。低濃度の薬剤を専用のマウスピースの中に注入して一定時間装着します。
ホームホワイトニングは、効果を実感できるまで遅いことがデメリットとして挙げられます。毎日継続しても、歯の白さを実感できるまで約10日〜2週間くらいかかるでしょう。
しかし、後戻りがしにくいという特徴があります。歯の内側からじっくりと歯の黄ばみを分解するため、オフィスホワイトニングと比較して白さが長持ちします。
家事の合間やテレビを見ながらなど、ちょっとした隙間時間にケアができることもポイントです。自分のペースで、ゆっくりとホワイトニングに取り組みたい方に向いています。
残念ながら、ホワイトニングの効果は永久的ではありません。すぐに効果がなくなるわけではありませんが、色素が再付着して徐々に白さを失っていきます。
ただし、飲食物や嗜好品の摂取頻度、喫煙の習慣、歯磨きの回数などによって、ホワイトニングの持続期間は変わります。
では、どのような点に気をつけるべきなのか、ホワイトニング効果を持続させるコツをお伝えします。
ホームホワイトニング直後の30分〜1時間は、色の濃い飲食や喫煙を控えてください。オフィスホワイトニングの場合は24時間控えるようにしましょう。
なぜなら、ホワイトニング直後は色素が抜けやすく吸収しやすいからです。その間に色の濃い飲食物を摂取すると、歯に色が付きやすいのです。
以下の食品は「色の濃い飲食物」の代表例です。喫煙や着色しやすい飲食物を回避することでホワイトニングの効果を持続させることができます。
コーヒー、紅茶、赤ワイン、チョコレート、カレー、ケチャップ、ソースなど
上に挙げたような「着色しやすい飲食物」を頻繁に召し上がる方は、摂取後に口をゆすいだりブラッシングを行うことで着色を防ぐことができます。
着色物の再付着を防ぐには、ホワイトニング用の歯磨き粉やマウスウォッシュが効果的です。汚れの付着を防ぐには、次の成分が入った歯磨き粉がおすすめです。
既に蓄積している着色汚れを浮かせて落とすには「ポリリン酸ナトリウム」や「マクロゴール」が適しています。歯磨き粉のパッケージを見て、これらの成分が配合されているかチェックしてみましょう。
毎日の歯磨きはホワイトニングの効果を持続させるだけでなく、むし歯や歯周病を防ぐためにも大切な習慣です。お口の健康維持のためにも、丁寧な歯磨きを心がけましょう。
どんなに丁寧に歯磨きをしてもセルフケアには限界があります。磨き残しが原因で汚れが蓄積されると、ホワイトニングの効果が薄れて歯の白さを失ってしまいます。
歯の白さを長持ちさせたいなら、歯科医院でクリーニングを受けましょう。飲食物による歯の着色汚れを簡単に除去できますし、汚れの再付着を防ぐことも可能です。むし歯や歯周病の予防にも繋がるので、お口の健康ケアとしてもおすすめです。
ホワイトニングをしても白くなる人と、効果を感じにくい人がいます。
以下に当てはまる方は、ホワイトニング以外の方法が向いているかもしれません。
ホワイトニングで白くなるのは「天然の歯」のみです。被せ物や詰め物などの人工物に対してホワイトニング剤を塗布しても変化はありません。気になる方は被せ物や詰め物を白いものに交換することは可能です。
大前提として「歯の神経が生きているか・死んでいるか(歯の神経があるか・ないか)」でホワイトニングの種類が異なります。神経を失った「失活歯」はホワイトニングの効果が得られません。
失活歯のホワイトニングは「ウォーキングブリーチ」という方法が適しています。歯の内部に薬剤を詰めて、歯の内側から色素を分解します。
テトラサイクリン系抗生物質の副作用で、歯の色がグレーに変色していることがあります。
テトラサイクリング抗生物質による変色の場合、ホワイトニングで歯の色を改善するのは難しいです。歯の色調を改善するにはラミネートベニアやセラミックの被せ物が適しています。
「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」。どちらも歯を白くするホワイトニング法ですが、効果を実感できるまでの時間は双方で大きく異なります。
急いでいる方や、歯科医院で安心して施術を受けたい方は「オフィスホワイトニング」が向いています。一方、コスパを重視される方、時間はかかっても白さを長持ちさせたい方は「ホームホワイトニング」が適しているでしょう。
なお、ホワイトニングの効果は個人差があるため、納得のいく白さになるまで時間がかかる場合もあります。また、どちらのホワイトニング法が向いているかはライフスタイルによっても変わってきます。これから始める方は、それぞれの特徴をしっかりと理解してチャレンジしてくださいね。
甲東園駅より徒歩7分、西宮市の歯医者「ケイ歯科クリニック」は、審美歯科・ホワイトニングに力を入れているクリニックです。
すてきな白い歯で長く過ごせるよう、クリーニングなどのオプションも設けておりますので、健康面が気になる方もお気軽にご相談ください。
笑顔をより健康的に魅せてくれる、すてきな口元を作りましょう。