皆さま、こんにちは。甲東園駅から徒歩7分、西宮市の歯医者「ケイ歯科クリニック」です。

「昔受けた歯科治療の痛みや恐怖がトラウマとなり、治療しなければいけないけど、怖くてどうしても歯医者にいけない」と悩んでおられる患者様はたくさんいらっしゃいます。クリニックに行こうとすると当時の記憶が蘇って尻込みしてしまい、症状をどんどん進行させる悪循環に陥り、遂には抜歯に至るケースも多いです。

このようなお悩みをお持ちの方に・・・

痛みに敏感な方や歯科治療に恐怖心がある方が安心して治療を受けられる手段の一つに「静脈内鎮静法」があります。

静脈内鎮静法とは鎮静剤を静脈中に点滴し、緊張感を和らげる施術です。

歯科治療が苦手な患者さまに有効な一方、身体への負担やリスクが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は静脈内鎮静法について、その特徴とメリット・デメリットを詳しくご紹介します。

眠っている間に治療が終わる？静脈内鎮静法とは

通常の局所麻酔のみでの治療では、意識がはっきりしているため、恐怖やストレス、不安を強く感じる患者様も少なくありません。局所麻酔が効いているので痛みは感じませんが、治療の音が聞こえますし、処置による振動も感じます。

一方静脈内鎮静法は、静脈に鎮痛剤を注入し、持続的な鎮静状態にするもので、

感覚としては半分寝ているか、酔っぱらっているようなフワフワとした状態になりますので、リラックスして治療を受けられます。

治療に伴う不快な痛みや音、振動などがほとんど気にならず、オエッとなる嘔吐反射も抑えることができ、快適に歯科治療を受けることができます。

長時間の治療であっても、麻酔が切れたあとは、治療が数分で終わったかのように感じられると思います。

しかし全身麻酔と異なり完全に意識がなくなるわけではありません。

うっすらと意識があるため、歯科医師からの問いかけに応答できますし、体の防御反応も保たれているので安全です。

全身麻酔の場合は呼吸も麻痺するので、人工呼吸や気管内挿管といった呼吸管理が必要となりますが、静脈内鎮静法の場合は、自発呼吸が可能なので呼吸管理は必要ありません。その為、通院の中で行うことができ、入院もありません。

また、麻酔医が患者様の呼吸や脈拍をしっかりと把握しながら治療を進めていくので、途中で目が覚めてしまい、痛い思いや怖い思いをするようなことはありません。

また、比較的回復が早いことも特徴のひとつ。入院は不要で治療が終わったあとに少し休めば、その日のうちに帰宅できます。

静脈内鎮静法はこのような方におすすめです

静脈内鎮静法は以下のような方におすすめです。

• 歯科治療に不安感・恐怖心がある方
• 痛みに敏感な方
• 嘔吐反射が強い方（お口に器具が入るとえずいてしまう）
• 長時間治療・複数箇所の治療が必要な方
• 持病があっても可能（高血圧や糖尿病をお持ちでも治療を受けることができます）

静脈内鎮静法を受けられない方

• 妊娠している方
• 緑内障の方（悪化する可能性があります）
• 卵・大豆アレルギーの方
• 鎮静薬にアレルギーがある方

静脈内鎮静法のメリット

静脈内鎮静法は以下のメリットがあります。

• 痛みや不安感、恐怖心を感じることがない
• 意識があり、呼びかけに応答することもできる
• 比較的早く通常の状態に回復できる
• 健忘効果があり、歯科の嫌な思い出を残さない

静脈内鎮静法のデメリット

静脈内鎮静法は歯科治療が苦手な方に有効である一方、以下のようなデメリットも存在します。

• ・治療後に足元がふらつく可能性がある
• 当日は車や自転車などの乗り物は運転できない
• 治療前の食事制限あり
• 対応している歯科医院が限られている
• オプション対応となるため別途費用が必要

静脈内鎮静法による治療に流れ

1カウンセリング

静脈内鎮静を行う当日、まずは体調の確認や食事制限ができているかどうかなどの確認を行います。　当日は乗り物の運転ができないので、電車やタクシーを利用しましょう。

2血圧などの確認

モニターをつけて、血圧などを確認します。問題がなければ、そのまま点滴にうつります。モニターは治療中ずっとつけておりますので安全です。

3点滴

患者さんの状態を確認しながら、麻酔薬をゆっくりと体の中にいれていきます。

だんだんと眠くなっていき、リラックスした状態になります。

4歯の治療

歯の治療をはじめていきます。

5治療終了

麻酔がさめるころには、治療が終わっています。麻酔が完全にさめるまでは

ボーッとした感じになりますので、少し休んでいただき、帰宅していただきます。

静脈内鎮静法の副作用

副作用はほとんどありません。我慢して普通の治療を受けるよりは、ストレスや身体への負担はむしろ軽いです。

ただし、副作用は１００％ないとは言い切れません。これは静脈内鎮静に限らず、普通の麻酔でも、どの麻酔でもいえることです。

静脈内鎮静法保険適用？

インプラント治療や通常の歯科治療の一環としての麻酔は保険がききません。自費診療となります。ケイ歯科クリニックでは、１回７．５万円になります。全身麻酔の管理も行うことができる麻酔専門医を呼び、全身管理と静脈内鎮静法を行ってもらっています。

静脈内鎮静法で治療のストレスをコントロールしよう

リラックスしながら治療が受けられる静脈内鎮静法は、歯科治療が苦手な方におすすめの施術です。

施術の際は呼吸や心拍数・血圧などを治療前から治療後までモニタリングしながら治療を進めるので、基礎疾患をお持ちの方やご高齢の方も安心してご利用いただけます。

また、お薬の作用により実際の処置時間よりも短く感じられることから、大がかりな手術やインプラントなど、治療時間が長くかかるケースにも有効です。

ただし、静脈内鎮静法は全ての歯科医院で受けられるわけではありません。専門的な知識と技術、特別な設備が必要であるため、対応している歯科医院はごく僅かです。

甲東園駅から徒歩7分にある、西宮市の歯医者「ケイ歯科クリニック」は、静脈内鎮静法に対応している数少ない歯科医院です。麻酔の専門医が施術を行うので安心です。

歯科治療に恐怖心があることで、治療をためらっている方はお気軽にご相談ください。

ケイ歯科クリニックは、西宮の『甲東園駅』より徒歩７分、西宮『仁川駅』より１０分のところにあります。西宮をはじめ、宝塚、伊丹、川西、芦屋からも沢山来院していただいています。常時６大の駐車場もありますので、ぜひ気になる方は、ケイ歯科クリニックにまで。

西宮市 歯科 歯医者 ケイ歯科クリニック｜インプラント、矯正歯科など対応の甲東園駅からも近い歯医者

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