皆さま、こんにちは。甲東園駅から徒歩7分、西宮市の歯医者「ケイ歯科クリニック」です。
フッ素がむし歯予防に有効であることは、皆さまご存知だと思います。
市販の歯磨き粉のほとんどにはフッ素が配合されていますし、歯科医院でもさまざまな形でフッ素を活用しています。
そこで今回は、フッ素の力を最大限に活用できる効果的な使い方について解説します。ご自宅と歯科医院それぞれの使い方をまとめましたので、参考になさってください。
目次
ご自宅で取り組める、フッ素を使ったむし歯予防をご紹介します。
フッ素にはむし歯を予防する効果があるため、できるだけ長く成分をお口の中に留めておくことが大切です。
できるだけフッ素を残すためには、すすぎすぎないことがポイント。少ない水で1〜2回すすぎ、歯磨き粉が残る程度にします。歯磨きのあとは1時間ほど飲食を控えるとさらに効果的です。
また、就寝中は唾液の分泌量が少なくなることでお口の自浄作用が低下し、細菌が増殖しやすくなります。
むし歯のリスクが上がる就寝前の歯磨きは、フッ素配合の歯磨き粉で丁寧に磨きましょう。
歯が生え始めのお子さまや、歯の生え変わり時期のお子さま、むし歯になりやすいお子さまにはフッ素ジェルがおすすめです。
使い方は簡単。歯磨きをした後にフッ素ジェルを歯の表面に塗るだけです。お口の中全体にジェルが行き渡るように、歯ブラシを使って軽く磨いてもOKです。
ジェルを塗った後は20〜30分、飲食を控えることでフッ素を浸透させます。
いろいろな味のジェルが販売されていますので、歯磨きが苦手な小さなお子さまも、楽しみながらむし歯予防ができます。
むし歯を予防して健康なお口の環境を保つには、フッ素配合の歯磨きと洗口液のダブルケアが効果的です。
薬液が歯の隅々まで届きやすく、高いむし歯予防効果に期待できます。すすぐだけなので手軽なのも嬉しいですね。
フッ素の活用方法として最もむし歯予防に効果的なのは、高濃度のフッ素ジェルを用いた歯科医院でのフッ素塗布です。
専門的な機械で歯のクリーニングを行い、フッ素が浸透しやすい状態をつくってから高濃度フッ素を塗布します。フッ素塗布後は30分程度飲食を控えていただき、成分を浸透させます。
3ヶ月に1度のスペシャルケアとして習慣化してみてはいかがでしょうか。
フッ素の予防効果を得るには毎日の積み重ねが大切です。フッ素配合の歯磨き粉を使って丁寧に歯を磨き、継続的にむし歯予防に努めましょう。
甲東園駅から徒歩7分、西宮市の歯医者「ケイ歯科クリニック」では、患者さま一人ひとりのむし歯リスクに応じた予防処置を行なっています。
歯質の状態やむし歯や歯周病へのなりやすさなどのデータを取得して、専門的な機械を使ったクリーニングや歯磨き指導、生活習慣の指導を行います。
ご自宅でのフッ素ケアに加え、3ヶ月に1回の定期検診・クリーニングを習慣化してお口の健康を守りましょう。