皆さま、こんにちは。西宮の歯医者「ケイ歯科クリニック」です。

口を開けるとあごが痛い、口の開閉時に音が鳴る、口を大きく開けられないなどのお悩みはありませんか。

顎関節症は20〜30代の女性の割合が最も多い疾患ですが、近年では男性の方も増えています。

また、軽度から重篤な症状まで含めると、人口の約7割以上の方があごに何らかの症状を持つと言われています。

多くのケースでは、生活習慣を見直すことで改善されますが、重症化すると食事や発音など、生活に支障が出ることも。

重症化を防ぐためにも、気になる症状がある方は歯科医院へ相談すると良いでしょう。

今回は身近な疾患である「顎関節症」について解説します。

現代人に多発する顎関節症とは

顎関節症とはさまざまな症状や病態、原因からなる顎関節と咀嚼筋の障害です。

代表的な症状としては、口が開けにくい（開口障害）、あごが痛む（顎関節痛）、口を開けると音がする（顎関節雑音）などです。

このうちの一つにでも当てはまる場合は、顎関節症の疑いがあります。また、頭痛やめまい、肩や首・背中の痛み、耳鳴りなどの不快な症状が現れることもあります。

ただ、顎関節症の多くは日常生活に支障をきたすほど重篤化しません。

軽い症状であれば、特別な治療をしなくとも生活習慣を見直すことで緩和される場合も多いです。

一方で、症状が進行すると厄介です。なぜなら、重篤化するとあごや関節が変形する可能性があるからです。そうなると、専門機関での治療が必要になるだけでなく、治療期間も長期化してしまいます。

全ての疾患に通じることですが、早期発見・治療が大切です。症状の重篤化を防ぐためにも、気になる症状がある方は早めの受診をおすすめします。

顎関節症のセルフチェック

顎関節症の主な症状をまとめました。該当する症状に心当たりがある方は、早めに歯科医院を受診しましょう。

• 口の開閉時に「カクン」「ポキッ」などの音がする
• 口が開けにくい、またはスムーズに動かない
• ものを噛むとき違和感がある、痛みがある
• あごが外れる

顎関節症の治療法

顎関節症の治療はさまざまな方法がありますが、かみ合わせを正すことが第一優先となります。

例えば、スプリント（マウスピース）を使用した治療では、上下どちらかにスプリントを装着し、上下のかみ合わせが均等になるように調整します。

上下のあごの位置を正しい位置へ誘導することで、あご周囲の筋肉の緊張がほぐれ、スムーズなあごの開閉が可能になります。

また、調整を繰り返し、必要があれば詰め物や被せ物、矯正治療によってかみ合わせを整えます。

顎関節の不調はお気軽にご相談ください

顎関節症の発症は、姿勢の悪さや外傷、精神的なストレス、歯ぎしり、かみ合わせの異常など、さまざまな原因が考えられます。また、複数の原因が組み合わさり、症状が悪化している場合もあります。

西宮の歯医者「ケイ歯科クリニック」では、精密な診査・診断のもと、顎関節症の症状緩和に向けて適切な処置を行なっています。

顎関節症のトラブルでお悩みのかたは、当院までお気軽にご相談ください。

西宮市 歯科 歯医者 ケイ歯科クリニック｜インプラント、矯正歯科など対応の甲東園駅からも近い歯医者

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